チームをつくるもの 停滞させるもの

今回のテーマは職場でチームビルディングをしていく際に「チームをつくるもの・停滞させるもの」です。

「チームをつくるもの」とは?

これは私が昔、ある組織で所長をしていた経験や、チームビルディングプログラムを行っている様々な保育園や企業を見ていて最近特に感じることなのですが、「チームをつくるもの」ってどんなものがあるでしょう?

まずそのひとつとして「役職」があります。
主任、係長、〇〇リーダー、部長、社長… 実に多くの役職がありますよね。役職意識があることで、「自分のポジションにおける責務を果たそう」という気持ちになるのは、比較的誰もが感じたことのある感覚だと思います。またそれぞれの役職を意識することで、指示命令系統・チームプレイがスムーズになりますよね。また、「部署」なんていうのも「チームをつくるもの」として挙げられるかもしれません。営業、総務、人事…「私は〇〇部署の一員なんだ」という意識は一人ひとりのチーム意識を育てていきます。

「チームをつくるもの」は時に「チームを停滞させるもの」にもなり得る

ただ、「役職」「部署」意識というのは「チームをつくるもの」であるとともに、「チームを停滞させるもの」でもあると最近よく思います。
例えば「〇〇長」であるという意識は、「自分のチームをうまく統括しないといけない」という意識を生み、現場から管理へ意識が移ることで、長とチームの一員の間に壁をつくることも往々にしてあります。「思うことやこうしたらもっと良いのにということは沢山あるけど、〇〇長にいうと逆に指導されたり否定されたり怒られたりしそうで、ちょっと言いにくい…」なんていうのはよく聞く話です。
また、せっかく同じ会社にあるいくつかの「部署」でも、「あっちの部署はいつも楽そうでいいよね」「僕らの部署には僕らの部署の考え方がある」なんて、本当はみんなで協力すればより大きな成果を出せるのにいがみ合っているようなケースも時折、目の当たりにしています。

ただ、それって人間が集まる場では起きて当然なのかもしれません。人と人が集まれば考え方が違い、時間が立てば、解釈が違えば意識にずれが出るのは防ぎようのないことです。

いつもの関係性から一度抜け出してみる

でももしそれがチームビルディングをする上で大きな弊害になっているのであれば、一回そこから抜け出してみるのも手ですよね。色んな方法がありますが、私たちがチームビルディングプログラムでよく使う、とても簡単なものとして「グランドルール」「ニックネームで呼びあう」というのがあります。

グランドルールというのは例えば「否定するなら代案を出す/肯定できるところを探す」「一人ひとりが活きるチームをつくる」なんていうことです。私たちでもよくやってしまうことですが、普段何となく業務に臨んでいると、「自分は忙しい」「手柄をたてたい」「めんどうくさい」「新しい意見が出ると今までの流れが崩れて大変だ」なんていう判断をしてしまいがちです。でも上記のような「ちょっとしたこと」を見える化して、常にみんなが意識できる、よりどころにできる規範としておくことで、驚くほどコミュニケーションの質は変わるものです。

また「ニックネームで呼びあう」もしそれに抵抗があるのであれば「下の名前で呼びあう」「〇〇さん」と呼ぶようにする、でも効果はあるでしょう。これをすることで、いつもの役職意識や階層意識から離れて、一人の人間として向き合えるようになる効果があります。

最近では役職の方でも「〇〇さん」と呼ぶようにする、なんていう企業、よく聞きますよね。今回は「グランドルール」「ニックネーム」という例を挙げましたが、「いつもの関係性から一度抜け出してみる」ことで、停滞していたチームが動き出す起爆剤になる効果は必ずあるはずです。

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